エッセンシャルオイル(精油)でアロマテラピーを楽しむ

○アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、ハーブなどの自然の植物に備わっている芳香成分を使用して、心と体を健康にする自然療法のことです。その語源は、アロマ「芳香」、テラピー「療法」を意味しています。

一般的には、アロマテラピーの定義を「植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)を使った健康法」ということになりますが、その方法は、ハーブティーを飲む、花の香りを嗅ぐという、植物の香りを利用する手法を広く「アロマテラピー」と呼ぶことが出来ます。

○アロマテラピーをエッセンシャルオイル(精油)で楽しむ

アロマテラピーを楽しむ一般的な方法としては、エッセンシャルオイルを利用する方法ですが、その取扱には多少の注意は必要であるものの、初心者でも手軽に楽しむことができ、即効性もあります。エッセンシャルオイルの簡単な使い方としては、アロマポット、アロマライトを利用し、オイルを熱して空気中に拡散する方法です。また、効果的に拡散させるには、ディフューザーというアイテムもあります。
その他、マッサージオイルに加えたり、お風呂に入れる方法もあり、これらの方法の場合は、香りだけでなく、皮膚からの浸透による作用も期待できます。

エッセンシャルオイル(精油)以外の手軽な方法としては、アロマキャンドルやお香というアイテムもあります。

○エッセンシャルオイル(精油)扱ううえでの注意点

エッセンシャルオイル(精油)は芳香植物が持つ有効成分が濃縮された純度の高い物質です。これは、アルコールやオイル類には溶けるものの、水には溶けません。
エッセンシャルオイルの抽出方法で一般的なのは蒸気蒸留法で、芳香植物に蒸気を当てて、熱を加えることで芳香成分は発揮させ、期待として流出したところを収集し、さまして液体にします。

エッセンシャルオイルは直接触ったり、直接飲んではいけません。皮膚が炎症を起こす場合があるからです。
したがって、エッセンシャルオイル使用の際は、必ず薄めて使います。その度合い(希釈度)は1パーセント以下が理想です。
オイルがボトルに付いたら無水エタノールで拭きます。また、保存の場合は必ず冷暗所で。長持ちさせるコツです。

 

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